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みんな海で死んでいった

豊田利晃監督の「I'M FLASH!」を見てきました。
なんとなくネタバレはたぶん無いような、です。

新興宗教団体の3代目教祖・吉野ルイ(藤原竜也)は、ある日謎めいた美女に出会うが、彼が引きこした交通事故によって女は植物状態になってしまう。教団幹部であるルイの母(大楠道代)は事故をもみ消すべく、新野風(松田龍平)ら3人のボディーガードを雇いルイを南海の島へ避難させる。やがてルイは、教団の秘密を暴く重大な決断を下すが……。

映画『I'M FLASH!』 - シネマトゥデイ

たしか、ラジオで知った、「かぞくのくに」見に行こうかな、と思ってテアトルのサイトを見たんだったかな…。そこで「I'M FLASH!」を見つけた。かな(多分)

テアトルで見ようと思っていたのですが予定が合わなかったので、京成ローザ(お久しぶり)に。
予告編が始まってから気付いたんだけど、I'M FLASH!は予告編も見ずに、公式サイトもろくに見ずに見に行きました。
(あっ、予告編を見て知ったんだけど「ふがいない僕は空を見た」映画化するんだね)

I'M FLASH!で、見終わって、なーんか違和感があって。なんだろうな?って思ったんだけど、藤原竜也のお芝居がいつもの演劇のお芝居じゃなかったんだ、って気付いて。

どっかでお話してないかなって思ったらありましたありました。

舞台経験の多い藤原さんとの初めての映画作りはどうだったんですか。

舞台というのは千人の前とかでやる芝居だけど、映画は暗闇のなかで1対1でやる芝居だから。その舞台の癖みたいなものが出ると、ちょっと台無しになっちゃうというか。いままでの藤原くんの映画を観てるとそれがあって、それを止めたいな、止めたらもっとよくなるのに、と思ってたんです。今回の藤原竜也はすごくいいと思うんです。だから、僕自身はがんばったと思う。もちろん藤原竜也自身が持ってるものはすばらしいので、そのすばらしいものが演劇芝居に封じられてたのが彼にも見えてきたからね。

REALTOKYO | Column | Interview | 074:豊田利晃さん(『I'M FLASH!』監督・脚本)

はい。とってもよかったです。

映画の主題は、生と死について。かな。
教祖さまが波打ち際で横たわるシーンがあるのだけど、波が打ち寄せる砂浜が、生と死との狭間のように感じて。
わたし含め、おそらくいろんな人が3月11日の地震をきっかけに、死について考えて、生について考えて。
死生観をかたるのに宗教家を選んだと思うのだけど。
作品が、教祖ではなく、教祖を辞めたい男を描いたものなので、とっても人間臭い。
見てよかったです。見てよかったと思えた。

ねむいのでねます。